Safari で開くが必要な理由

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MLMのユーザーさんのほぼ全員が「Safariで開く」という画面をご覧になったことがあると思います。

しかし、この画面がなんで表示されなければならないのか?をご存知の方は意外と少ないようです。
業界用語で「トラッキング漏れ対策」というやつですね。

そこで、少し技術的な話になりますが、この画面が必要な理由を解説します。
知っておくと、なにかの時に役立ちますよ(^^)

もっとも、「MLMにはこのトラッキング漏れ対策」が組み込んであるので、知らなくても全然問題ありません。

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アフィリエイトをされている方であれば、アプリや商品を紹介した際に、どのようにして「自分が紹介した」ことがASP(アフィリエイト紹介元)に伝えられるのか気になったことがあると思います。

そこで、ご存知でない方のために、少し説明します。

自分が紹介したことの証拠になる情報は、Cookie に書き込まれています。

クッキーとは、PCやスマホなどのメモリの一部で、お使いのブラウザ(インターネット見るときに使うアプリ、IEとかChrome とかFirefox など)に記録される情報のことです。

あなたがネットサーフィンをしている際、実はあなたに関する様々な情報がブラウザからサーバーへ送信されています。

たとえば、あなたのIPアドレス(インターネット上の住所)とか、アクセスした時間とか、
今見ているサイトのひとつ前に見ていたサイトのURLとか
使っているブラウザの種類とか、使っているパソコンやスマホのOSとかの情報です。

そのクッキーに、ASPがあなたに与えたIDが書いてあるので、例えばアプリがダウンロードされた際には「誰がこのアプリを紹介したのか」がそのIDから分かる仕組みになっています。ASPのアフィリリンクがやたらと長いのは、こうした情報をクッキーに書き込むためでもあります。

つまりアフィリエイトを行う際には、このクッキー情報が絶対に必要で、それがないとどんなに沢山のアプリをダウンロードさせても、まった報酬は上がらないのです。

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長くなりましたが、ここからが本題です!!

では、なぜ、Safari で開かないとクッキーが記録されないのか?

それは、Twitte やLINE などの独自アプリがあるからなのです。

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先ほどクッキーは「ブラウザに記録される」と説明しましたが、仮にツイートに記載されたアプリのURLをクリックすると、ユーザーは、Twitter から直接アプリダウンロードの画面に進むことができます。

Android ではこれでもクッキーが残る仕様になっているのですが、
iPhone の場合は、標準ブラウザであるSafariを経由しないとクッキーが記録されないのです。

だからiPhoneユーザーは、Twitter でアプリをダウンロードする際には、「Safari で開く」必要があります。

実は、LINEでブログを開いても、それはLINE上でブログを見ている状態なんです。
Safari ではなくLINEのブラウザが起動しているのです。

だから、このままアプリに進んでしまうと、Twitter 同様で、iPhone の場合はクッキーが残りません。

そこでわざわざ「Safariで開く」という画面を表示させて、ユーザーさんに強制的にSafariのクッキーに情報を記録してもらう必要があるのです。

 

折角、努力してアプリをダウンロードしてもらったのですから、やはり報酬はキチンと頂きたいですよね。
そのためにも、クッキーにちゃんと記録してもらいましょう!!